今日は、終日横浜キャンパス保土ケ谷校で学生たちと一緒に授業を受けました。
こちらはSSTの授業。
嬉しい顔、悲しい顔、悔しい顔、いろんな表情のイラストを見て、今、その人はどんな気持ちなのかについて考える授業でした。人はなかなか自分の気持ちを言葉で表すことは難しいので、相手の表情を見てその人の気持ちを読み取ることが大事だということを学びました。
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こちらは資格検定の授業。
漢字検定やワープロスピード検定など、学生の皆さん、自分の実力に合った級を選んで7月に行われるの検定テスト合格に向けて真剣に頑張っていました。
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こちらは、就労移行の事務実務の授業です。
トランプカードを使った仕分作業の訓練です。
課題は、「①数字が小さい方が上になるよう順番に並べかえる。並べかえが終わったら、カードの右上をクリップでとめる。」などなど。皆さん、バッチリ指示通りにできました!
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次は、就労クラスのSST応用の授業です。
姿勢が《がっちり!!》《ゆったり》《ぷるるーん》
さて、どんなときが《がっちり!!》ですか?
「就職の面接」「入学式」「研究発表会」などなど。
《ゆったり》はどんなときですか?
「余暇活動」「公共の場」「電車の中」などなど。
《ぷるるーん》はどんなときですか?
「プライベート」「お風呂」「アイドルを見るとき」「寝る」などなど。
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私もとても勉強になりました。

今日は、月例の学院長会に出席しました。
今月の幹事は、高田馬場キャンパスでした。

午前中、高田馬場キャンパスの5クラスの見学をしました。
経済の授業では、買物の仕方について学んでいました。
お店屋さん担当と買物担当に分かれ、買物担当は、1000円を持って、カレーに必要なルーやお肉、ジャガイモやニンジンなどを買いに行きます。
「ぼったくられないように気をつけようね」などと冗談を言い合いながら、お店の人からちゃんとおつりをもらえているか電卓やスマホの電卓アプリで確かめながら買物をしていました。
買物終了後、ほぼ全員、おつりの金額が合っていました。
見事ですね!
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午後は、会議室に移動し、昼食を取ったあとに、学院長会議が行われました。
まず、高田馬場キャンパス学院長よりキャンパス紹介のプレゼンテーション。
その後、意見交換、質疑応答が行われました。
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その後、職員、学生のマスクの着用の件など、いくつかの協議事項について話し合いを行いました。
そして、リーダー研修を行いました。
研修終了後は、近くの飲食店で懇親会をしました。
とても楽しいひとときでした。
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やっぱり、リモートではなく、リアルの話し合いや懇親会はいいなと思いました。
参加者の皆さん、おつかれさまでした。

今日は、横浜キャンパス戸塚校の大芳2ndビルに滞在しました。

現在、横浜キャンパスの定員は60名、戸塚に自立訓練1教室と就労B型2教室、保土ケ谷に自立訓練2教室と就労移行2教室の合計7教室を運営しています。

大芳2ndビルは、自立訓練事業所になります。
1年生と2年生で9名が所属しています。

この日の授業は、翌日に予定されている横浜キャンパス恒例の「田んぼ体験」の事前学習でした。
新1年生にとっては初めての体験になるので、まずは、お米についての学習から。
「お米を使った料理は何があるでしょう?」
炊き込みご飯、そぼろご飯、わかめご飯、天丼、親子丼・・・。
そしてお米の種類などについての学習していました。
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午後は、リモートで月例の社員総会が行われました。
★0510社員総会
新入社員紹介、5月誕生日社員紹介、長期勤続者表彰、月次計画達成表彰。
その後、私が考えていること、社員の皆さんに伝えたいことを30分話をしました。
その後、社員研修として、『対人援助の基本ー職業倫理と人権擁護ー』というテーマで講義をしました。
社員総会研修

職員の皆さん、おつかれさまでした。

今週から来週にかけて横浜キャンパスに滞在しています。
今週は戸塚校、来週は保土ケ谷校を訪問します。

今日は、昨春にスタートした就労継続支援B型事業『Y・Y・WORK』に行きました。
利用者の皆さんは、牛乳パックのパルプを剥がし、ミキサーで攪拌し、メッセージカードの制作やパック珈琲の製造などの作業を行っていました。
皆さん、真剣に仕事に取り組んでおり、職業人の顔立ちになってきているなと思いました。

学生たちの帰宅後は、職員との面談をしました。
和紙作品制作
珈琲製造

winny
『コンフィデンスマンJP』のボクちゃんこと東出昌大主演の映画『Winny』を観た。
昨日観た『ロストケア』といい私はやはり社会派の映画が好きですね。

きっかけは中田敦彦のYoutube大学です。
https://youtu.be/c0LelF0AmJ8

主人公はファイル共有ソフト『Winny』の開発者である金子勇氏。著作権違反幇助の疑いで2004年に逮捕され、1審で罰金150万円の有罪、2審で控訴し無罪、2011年に最高裁で上告棄却で無罪確定という実話を基にした物語です。金子さんは無罪確定1年半後の2013年に急性心筋梗塞で43歳の若さで亡くなりました。

金子さんは、東京大学大学院情報理工学系研究科の特任助手を務めており、子どもの頃からプログラミングが大好きで、その才能も、本来なら2年かかるようなプログラミングを2日で作ってしまう天才だったそうです。逮捕されてから、金子さんを支援する大勢の人たちが裁判費用などを寄付しようと集まったお金がなんと1600万円。そのおかげで保釈されることもできました。

逮捕されてから無罪確定まで約7年間プログラミングに携わることができませんでした。そしてようやく無罪となり仕事に復帰できてから1年半で他界。日本のIT業界にとってもかけがえのない人を失ってしまった損失は計り知れないと思います。

とはいえ、最高裁で無罪確定となったことに、この国の正義はまだ死んではいなかったと思うことができ、救われた気がします。

ロストケア
映画館で映画『ロストケア』を観た。
被疑者斬波氏(松山ケンイチ)と検事大友氏(長澤まさみ)の緊迫した言葉のバトル。

激しい認知症を持つ親の介護でヘトヘトに疲れ果て、家庭は荒び、崩壊寸前の状況の中で、「心優しい」介護士の斬波氏が、真夜中に家に忍び込み要介護老人の殺人を繰り返す。そうしてようやく迎える平穏な家庭。

家族介護の壮絶な状況、個人が行き詰まった状態でも「自己責任」と行政や政治が手を差し伸べない社会問題、命の尊さとは何か、とても深く考えさせられる社会派の映画でした。

「人の命の尊さ」や「社会正義」「法律」を盾に斬波氏を論破しようとする検事の大友氏。しかし、斬波氏は、自分がやったことは「殺人」ではなく「救い」だと淡々と語る。

仕事柄、命の尊厳について考えることは多い。
相模原事件も衝撃だった。

自分の価値観で他人を殺めるのは、人間の命に優劣をつける優生思想にも繋がりかねない。そんな瀬戸際のところをテーマにしたこの映画は、本当に勇気ある作品だと思う。

前田監督が原作本を読んで映画化を思い立ち、脚本は4年がかりで第23稿まで行って、企画から10年以上かけてようやく完成した映画である。松山ケンイチと長澤まさみの緊迫したバトルは、さすが実力派俳優。

現代社会に家族のあり方と人の尊厳の意味を問いかける衝撃の感動作でした。
少子高齢化社会の中で、今後益々重要なテーマになると思う。

今日は母の誕生日祝い。
昭和6年5月3日生まれの母は、本日92歳になりました。
認知もなく、背筋もシャキッとしていて、大きな声で滑舌も良く、本当に若々しい!
今日は、妹夫妻と5人で母のさらなる長寿を願い楽しくお祝いをしました。
母誕生祝い3

この度、「人権文化を育てる会」のご依頼により『インクルーシブ社会実現へ向けた福祉のあり方に関する調査研究』(2022年度日本社会福祉弘済会社会福祉助成事業)に障害者教育の視点から拙文を執筆いたしました。

冊子

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こちらが第三章です。ご一読いただけましたら幸いです。
『第三章 インクルーシブ社会に向けた障害児・者の教育のあり方~発達障害に焦点を当てつつ~』

フォーラム全景
今日は、人を大切にする経営学会関東支部公開フォーラムに参加しました。
昨年10月に発行された『日本でいちばん大切にしたい会社8』で紹介された株式会社フタバタクシーの及川社長と松川電氣株式会社の小澤社長、そして坂本光司先生の3名の方のご講演がありました。
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最初のご講演は、規制緩和やコロナなどによる厳しい経営環境の中で、介護タクシーや子育てタクシー、民間救急車の導入など、様々な経営努力で会社の成長を牽引してきたフタバタクシーの及川社長のお話でした。常に社会課題に目を向け、それに対し自社においてどのような貢献ができるかを考え会社経営を進めてきた姿に大変感銘を受けました。

また、松川電氣株式会社の小澤社長のお話は、自社の高品質な技術力を武器に従来のゼネコンの下請けからの脱却を図り、理念経営を貫くことで、会社を成長させてきたという内容でした。大家族経営でとりわけ社員・協力業者・家族の幸福を第一に考える「愛社精神ではなく、愛社員精神」を貫く経営方針とそのための数々の取り組みは素晴らしいものでした。

最後の坂本先生のご講演では、人を大切にする会社での感動的なエピソードのご紹介がありました。また、日本の少子化問題についてのお話では、世界でこの20年間に人口が減少した国はほとんどが東欧やアフリカの小国ばかりでいかに日本が国際的に異常な状況であるかを示され、大変衝撃を受けました。
坂本先生フォーラム
とても良い刺激をいただいたフォーラムでした。
私も素晴らしい経営者の皆さんに学び、今後も成長していきたいと思いました。

貴重なお話をしてくださった講師の皆様、準備にご苦労された人を大切にする経営学会関東支部の皆様、ありがとうございました。

今日は、人を大切にする経営で有名な埼玉県入間郡の「大和合金株式会社」を訪問しました。
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数々の特許技術による特殊合金の製造技術を武器に航空機や潜水艦の部品から鬼滅の刃などのキャラクターグッズまで、様々な製品を製造している会社です。

この会社の魅力は、「大家族経営」、社員の人間力向上のための社内月例勉強会の実施、社員の幸せを第一に据えた経営方針、国籍や人種、価値観などにとらわれず多様性を認め合えるダイバーシティ経営、社員間のコミュニケーションの活発化などです。
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資料2
約80年の歴史をもつ会社の3代目の萩野社長のお話を伺いました。
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社内の工場見学をご案内していただきました。
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社員の皆さんと意見交換を行いました。
集合写真
とても素敵な学び多き会社視察となりました。
当社の経営や運営に参考になることもたくさんありました。
当社も日本一社員の働きがいがあり、学生たちに最高の教育サービスを提供する素敵な会社に育てるべく、改めて頑張っていきたいと思いました。

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